paris-brest-paris Randonneurs 2019 8.Loudeac(782)から Tinteniac (868)
8.Loudeac(782)からTinteniac (868)
Loudeac(5:27)
眠いが、ライドすると目が覚めてくる。
街中は高い場所にあるのか?気温はそこまで低くない。冷気は低い場所に溜まっている。
本当にフランスの夜道は暗い。
場所によっては電柱もない。
もし、あっても畑の真ん中には、街灯も街の明かりもない。
どのくらい暗いのか??
画像を見て想像してほしい。
何を映したのか本人がわからないくらいに暗い。謎
この区間は、とにかく寒くて下りも前に人を置くと、寒さが紛れるので後ろに居るといった感じだった。
これは、次の日の夜も同じだったのだが、ガーミンが3度を示したとか。
そして訪れるマジックアワー。
ランドヌールで、この時間が好きだ。
という人は、多い。
日常では味わえない瞬間。
それがここにはある。
フランスだと、格別だ。
1.5時間ほど走ると Illifautという街につく。
街のブーランジェ-ルが出しているエイドは、コース沿いで立ち寄った人も多かった。
糖分を補給する。
カロリーは、とっても摂っても足りない。
朝7時くらいだった記憶。
カフェー!ショコラー!
の掛け声をよく聞いたけど、いただくのは初めて。
テーブルも椅子も朝露で濡れている。
ミルクたっぷりのココアに 自分はミロを思い出した。半分くらいミルクの味。
ベリーのタルトとクレープ(ダブル)と共に。クレーブが1€だったのは覚えている。
カロリーが旨い。
今日も一日がんばれそうである。
食べているとすっかり明るくなってきた。
そばでは、ソーセージを焼いており、それを使ったサンドウィッシュを食べなかったのを後悔している。
フランスではよくソーセージを焼いているのを見たけど、すべて焚火あとの熾火で焼いていた。炭を使っているのは見たことがない。
必ず、傍らには、薪が置いてあった。
自分もキャンプで熾火を使って肉を焼くが、杉とかは、独特の香りが肉に移って旨い。
鍋の中には、リンゴジュースらしきもの。タレ??
今見ても、おいしそう。 列に並ぶのを面倒がった自分をが恨めしい。
焼いている人と参加者がフレンチでおしゃべりをしていた。
何をしゃべっているのか?楽しそう。
フレンチは、本当におしゃべりが好きだ。いろいろなところで話し掛けられたもちろんフランス語で。笑
理解不能です。それが悔しい。が実力不足なので仕方ない。
少し温まってリスタート。
太陽のパワーがありがたい。
久しぶりのベロモービル。
後ろの看板もフランスしている。
夜に走るときには、クリアレンズを愛用している。
今日の空は、どんより。
芝のサッカーコート。
パリへの道標とクディアックの街の入口のオブジェ。
845kmクデアックのWP(ウェルカムポイント)
サポートカーの多さでWPとかPCが近い事を知る。
往復ともに寄る事はなかったクディアック。
快適なベッドがあるらしい。
ソーセージガレットが旨いそうだ。
クディアックの教会。
フランスのお家は、いちいちセンスが良い。
モトスタッフも 長丁場を戦ってくれた戦友。暗い夜中でもよく見かけた。
同じPCで休憩してたのもよく見たな。感謝を伝えてくればよかったな。
すまないが、指が写ってるような写真しかない。
次の街は、、、
850.7km
教会が特徴的なメドレアック。
この教会は、”ろんぐらいだぁす”にも出てきた。
特別大きくて立派!
朝日をバックに。
モニュメント
この町は印象に残っている人も多いのではないだろうか?
自分も画像がたくさん残っているって事は、印象深いということ。
そしてまた街を出て下り、坂を登っていく。
朝日が眩しいのでレンズを交換する。
下は、ウインドストッパーにゴアの雨具。
今回は、膝をとアキレス腱を冷やさないために積極的に厚着した。
サドルバックに挟んでいるのは、ユニクロのウルトラライトダウンだ。
長丁場では、冷えが大敵。体温を作る為に余計なエネルギーも必要になる。もちろん、それは、前には進まないエネルギーである。
PBPは、明るい時は反射ベストは義務ではない。
ライトとテールは光っていないと止められる。
パリに向かって走る。
太陽に向かうことで東に走る事を実感する。
ひたすら丘を越えていく。
ただひたすらに。
振り返ると、ダンシング!
そして丘を越えていく。
電波塔は、コース上からは2か所しか無いとの事。
自分は20km/hしか出てないらしい。
ベロモービルに追いつけるのは登っている時だけ。
下りでは、すぐに米粒にされる。
まさに弾丸!
往路で印象に残っていたおうち。
振り返ってパチリ。やはり、足しすぎないセンスが良い。
自分は、止まって写真を撮ることは、ほとんどない。
この区間では、etrex30xのバッテリーが気が付いたら切れていたので予備のリチウム電池と交換する。古いバッテリーは、いつものようにレーパンのスソに挟む。
自分は、画面を消して使っているのでバッテリー切れ警告を聞き逃すとこのような事態になる。
etrex30xならば600ブルべなら電池交換なしでフィニッシュ可能という事だ。
Tinteniac pc9
(10:20) 868.7km 64:47(52min)
ようやくタンテニアックまで戻ってきた。
2日前の昼ご飯を食べた場所。
クローズは、7:02 到着時点で3時間近い借金である。
ここでetrexの電池を捨てる。ボランティアの人にも聞いたのだが、分別は不要との事。国民性が現れる。フランスはおおらかな国だと思う。
PCでクロワッサンを買っても素手でつかんで笑顔で渡される。
空気が乾燥しているのもあるかもしれないが、問題は起きてなった模様。早くコロナ騒動から立ち上がってほしいものだ。
アコーディオンの音楽が、流れ盛り上がるボランティアの方々。
PCでスタンプを頂く。
帰り道も半分まで来た。
座って休んでいると、上の写真の彼が横に来て充電を始める。
どなたか彼を知っていたら伝えてあげて欲しい。
この時は、ありがとう。そしてこの時の画像を差し上げます。と
彼は、元気もいっぱいだったので、きっとしっかりゴールした事だろう。
本州(北海道人は内地のことをこう呼ぶ。そして一括りにしがち)のランドヌールでブルベを始めて2.3年だと言っていた。
彼とトークしつつコンセントアダプタに空きがあったのでを貸していただく。
白いのが、PBPスタッフが用意してくれた配線。
それに刺さるのが彼のアダプタ、そのさらに上にあるのが私のアダプタ。
わざわざ、自分の自転車めでアダプタを取りに行って充電祭りに参加した
これでライトのバッテリーを温存出来そうだ。
同時にUSBに一つ空きが出たので彼にも貸してあげる。
30分ほど座って休憩することにした。
今回、PBP対策としてPD対応のモバイルブースターを用意して臨んだのだが、肝心のEUアダプタをホテルに置いてきてしまった。
EUは、コンセント形状と200Vが違うので日本のAタイプはそのままでは使えない。
重たいPD対応のアダプタを持っているのに使えない間抜けな状態に陥っていた。
Aタイプのコンセントを探すもそんなものはある訳はなく。
従来の16850を使ったライト、18650は8本くらいスペアバッテリーを持ち。そして、それを使えるモバイルブースターケース。
それのほかに、前述の非18650のモバイルブースタを持っていた。
ココでモバイルブースタが満タン近くになれば、iPHONEのバッテリはゴールまで確保できる事となる。(結果として、バッテリーは余った訳だが)
もちろん、走っている時はドロップバックを頼まなかった自分を恨んだ。笑
バッテリーはすごく重たい。
サンドウィッシュが欲しかったのだけどクロワッサンしかなかった。
PCでは、何も食べなかった。
それでも52分の滞在で済んでいるのだから、30分ほどのチャージタイムだったに違いない。
さて先は長い先へ進もう!
オンタイムに戻す!
しかし、伸びないアベレージ。
出来る事は、折れない心で頑張るだけだ。